ABK017 いて座のM天体巡り の中で、たくさんのM天体があることを紹介しましたが、ぜひ双眼鏡で個別に見て頂きたいM天体&星群・星列が三つありますので、ABK020~022で個別に紹介しておきます。
いて座周辺には球状星団もたくさんあるのですが、中でも群を抜いて大きいのがM22です。
例によって双眼鏡では寝ぼけた恒星のように見えるだけですが、大きな望遠鏡で見るとヘルクレス座のM13に勝るとも劣らない素晴らしい眺めを楽しめます。
見つけ方は双眼鏡ならばわりと簡単で、南斗六星の柄のあたりを左右に流して寝ぼけた恒星が見えればほぼそれがM22です。
南に低いのでM13ほど見えるチャンスが多くないのですが、ぜひ見つけられるようにしたい天体です。