夕空に金星が帰ってきた

今日も良い天気。

スタパ前の畑でも本格的な農作業が始まっています。

今日も気温が低めて冷たい北風が吹いていました。

そのおかげで(?)空気は澄んで、富士山がクッキリ見えていました。

スタパの庭では水仙が咲き始めました。

さて夕方の西空には宵の明星(金星)がだいぶハッキリ見られるようになってきました。

1ヶ月以上前から見えるようにはなっていたのですが、日没後の高度がだいぶ高くなって来たので、見えている時間が長くなって、見やすくなったのです。

この先10月くらいまでは夕方の西空での見頃が続きますので、宵の明星=一番星を楽しんで下さい。

ただ今会合周期では、地球の地軸の傾きと金星の位置関係の都合上、あまり日没後の地上高度が高くならず、わりといつも地平線近くで見かけることが多いので日没1時間以内に見て下さい。

カテゴリー: 天文関係, 星空, 自然 | コメントする

「双眼鏡で星空観察会」をプロモート その8

今日の朝は曇り空でしたが、午後からは雲が切れて久々に富士山がクッキリ見えました。

真冬のような冷たい北風が吹くので夜は晴れると期待をしていたら、雪が降って一時は車などが白くなるほどでした。

でも23時くらいには雪が上がりほぼ快晴に。

久々に真冬の寒さが味わえました。

さて「双眼鏡で星空観察会」をプロモートシリーズが続きます。

4.「双眼鏡で星空観察会」に必要なもの

4-3. 参照用の機材

1)観察エリア参照用機材

参加者に見てもらおうとするエリアを示すのに言葉で「あの星のすぐ下を見て下さい」というような説明をしても、肉眼で星座解説をするときのようにはなかなか伝わりません。
このような見るエリアの説明をするのに便利なのがこちら。

タブレット式PCを三脚に載せて、プラネタリウムアプリを表示させて、見る方向にかざすように向けます。

こうすると実際の星空と見比べながら、見るエリアの見当が付きやすくなります。

スマホでも代用できないこともないですが、わりと高めのところに見上げるように設置(固定)することを考えると画面が大きめの方がベターです。(写真は10インチのANDROIDタブレットです。)

2)観察対象参照用機材

つぎに観察対象が視野内に導入ができたとしても、どんなふうに見えているのが正解なのかを参加者が判断することが難しいこともあります。

もちろん参照用に双眼鏡を三脚に固定したものを準備すればよいのですが・・・・。

普通に三脚に付けたのでは天頂付近(実際は60°以上)の高い所は見ることが出来ません。

写真のように双眼鏡をオフセットさせて取り付ければ天頂付近まで観察は可能ですが、天頂方向を見るのが辛いばかりでなく、とても不安定になります。

何人かで交替で見るとなると相当剛性の高い大型三脚でないと、グラグラしたり、方向が簡単にズレてしまいがちです。

見る方向や個々の身長によって高さ調整が必要ですし、個々に各種の調整をしながらとなれば、とても効率が悪くとても現実的ではなくなります。

これらの問題点を打開するためスタパでの観察会は下のような正立式の望遠鏡を準備することにしました。

口径50mm、焦点距離330mmの天体望遠鏡に正立式の45°プリズムを介して焦点距離40mmの接眼レンズを組合わせています。

双眼鏡並みの8.25倍という倍率と実視界を得ることができ、天頂付近でも比較的楽な姿勢で対象を見ることが出来ますし、高さの調整も双眼鏡よりかなりラフですみます。

単眼仕様なので眼幅や視度調整が不要なので効率よく見え方を確認してもらうことができます。

カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係, 星空 | コメントする

花が次々に

今日は午前中は曇り空でしたが、午後からは雨に・・・

でもおかげで花粉が少し落ち着いて少し楽です。

この時期散歩をしていると、本当に毎日新しい季節の変化を見つけることができます。

このオオイヌノフグリは2月でも暖かな日射しの日が2~3日続くと咲いているのですが、この時期は当たり前のように毎日群生が見られます。

木の花で黄色いダンコウバイが咲く頃になると、道端にはタンポポが咲き始めます。

モノトーンだった世界に色を添えてくれるので、つい気を許してしまうのですが、ちょっと油断をすると車路や庭がタンポポだらけになってしまうので要注意です。

雑草との戦いの日々の始まりでもあるのです。

カテゴリー: 八ヶ岳の生活, 自然 | コメントする

「双眼鏡で星空観察会」をプロモート その7

今日は曇り空の一日。

 

今日は気温があまり上がらず、ここのところ暖かい日が続いていたこともあり、少し寒いです。

 

それでも空き地や道端は草が急速に生長しだしたようで、緑色に変わり始めています。

さて「双眼鏡で星空観察会」をプロモートシリーズを続けます。。

4.「双眼鏡で星空観察会」に必要なもの

4-2. 双眼鏡の準備

双眼鏡で観察会なので、当然ながら双眼鏡が必要です。

しかも参加者1人に1台が基本になります。

なぜなら望遠鏡での観察会と異なり、1台(または少数)の望遠鏡を参加者に順番に見てもらうという方式はあまり現実的ではないからです。。

これまでにも述べているように、双眼鏡で気持ちよく星を見るためには個人ごとに個別に調整が必要で、交替しながら都度調整では効率が悪すぎて観察会が成り立ちにくいです。
この方式で行うためには参加者に同じものを見せるために、双眼鏡を三脚などで固定しなければなりませんが、よほど剛性の高い架台を用意しないと交替で調整を行ううちに目標を外れてしまいます。

もちろん通常の三脚ですと天頂方向を見るのはかなり辛いですし、参加者の身長に合わせて高さ方向の調整も必要になるなど、開催者、参加者ともにとても負担が大きくなります。

多数の双眼鏡を準備するのはたいへんですが、現実問題として1人のナビゲーターでキッチリと面倒を見てケアできるのは5~6人です。

これを超えてしまうと参加者が何を見ているのか、見えているのかといった状況把握が難しくなってしまいます。

40人以上を対象に行ったことがありますが、こうなると何を見ているのか、ちゃんと使えているのかさえ分からず、かなり取りこぼしが出たような気がします。

機材の数以上に参加者人数に合わせて十分な数のナビゲーターを配置する必要があります。

双眼鏡の仕様は対象とする年齢層やレベルにより変わります。

子供が主体ならできるだけ倍率が低くて小型のものが望ましいです。
(オペラグラスなどガリレオ式は除きます。)

写真は5×20(ヒノデA4)、5倍というプリズム式双眼鏡としてはかなり低倍率なので、視界が広く目標が見つけやすいし、手ぶれの影響もかなり小さいです。

軽量なため子供や女性でも長時間使うことが苦になりませんし、眼幅の小さな子供でも調整ができます。

40~50mmクラスの機種に較べると見えるものが限られますし、迫力は劣りますが双眼鏡で星を見る楽しさが充分味わえます。

小さな星座ならば視野内にスッポリ収めることができるほど視界が広いので、初心者や子供主体ならばお奨めです。

上級者向けには40mm~50mmクラスの機種(8×42、10×50など)がお奨めです。

かなり迫力のある見え方が期待できますが、長時間の手持ち観察はそれなりに疲れるので、一脚の使用や、リクライニングチェアなどとの併用を合わせてレクチャーすることも必要になります。

前述しているように貸出用の機材として射出瞳径が7mmになる7×50は双眼鏡で星空を楽しむという趣旨には不適切なのでお奨めできません。

カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係 | コメントする

花粉の季節

今日も少し霞んではいますが良い天気です。

スタパ周辺でも農作業が本格的に始まりました。

ここ1週間くらいスタパ周辺では花粉の量が凄いです。

洗車した車は一晩でうっすら黄色くなりますし、夜に強力なハンドライトを上に向けるとその光芒の中にサーッと細かい粒子が流れているのが観察できます。

花粉症とは40年以上の付き合いなので慣れっこといえないこともないのですが、サクラの花期が終わるくらいまでの間はさすがに辛いです。

暖かくなったのでいろいろな外作業をしたいのですが、腰が重くなってなかなか動き出すのが億劫です。

カテゴリー: 八ヶ岳の生活 | コメントする

春や春

今日も好天。

少しクリアな天気ですが、富士山は見えません。

今日は初夏を思わせる暖かさで、昼間は防寒のことを考えないでよいのがありがたいです。

お隣のコブシが満開を迎えつつあります。

ちょっと油断している間にカラマツの芽も小さな葉を吹き出し始めていました。

ダンコウバイは満開。

こちらはダンコウバイによく似ていますが一歩遅れて咲くアブラチャンです。

毎日の変化が楽しいスタパ周辺です。

カテゴリー: 八ヶ岳の生活, 自然 | コメントする

「双眼鏡で星空観察会」をプロモート その6

今日も春霞の濃~い一日で、花粉も絶好調といった感じで、昨日以上に山が遠く見えます。

さて「双眼鏡で星空観察会」をプロモートシリーズです。

4.「双眼鏡で星空観察会」に必要なもの

「双眼鏡で星空観察会」を実施するのあたっては3章で述べた阻害要因を排除または回避するように機材の準備やカリキュラムの内容を検討する必要があります。

以下に準備すべきアイテムを紹介します。

4-1. 双眼鏡の使い方マニュアル

初心者の多くは双眼鏡の使い方を知りません。

自分で双眼鏡を購入し、バードウォッチングや星空観察等で活用している人でもないと、なかなか双眼鏡をじっくり触る機会もないですし、教えてもらわなければ、直感的に使えるものでもありません。

星空観察会だからといって、双眼鏡を渡していきなり暗い屋外に出て使い方を説明しようとしても、うまく伝えることが出来ません。

明るい場所(室内)でどこをどのように調整するか順を追って説明する必要があります。

双眼鏡として基本の使い方である
①目当て高さ調整
②眼幅調整
③左眼焦点調整
④右眼焦点調整(視度補正)
等を実機でする練習をしないと屋外でスムーズに星を見始めることが出来ません。

双眼鏡で地上風景を見る場合、色や形で「どこ」の「どの範囲」を見ているか判りやすいので、目的の対象を視野に導入するのは比較的簡単です。

ところが星空を観察する場合、比較するものが少なかったり、見慣れていなかったりで、目的の対象を視野内に導入するのが難しいことがありますので、導入のコツなども事前に講習しておく必要がありMS合う。

星を見る場合、対象が点なので手ぶれが地上の風景を見るときよりも気になりやすいです。

さらに双眼鏡を上方に向けるので地上風景以上に不安定な姿勢となり、ブレやすくなるので、十分な手ぶれ対策を講習しておく必要があります。

また、どんな天体をどんな着眼点で見るかといった伝えたほうが、実際に観察を始めてからいろいろな対象を各自で工夫して見てもらうことができます。

これらの内容をテキストにして配る必要はないと思いますが、観察会の事前講習として実施することが重要と考えます。

スター☆パーティでの観察会では事前にこちらのようなスライドで使い方の説明をしています。

ご参考まで

カテゴリー: 八ヶ岳の生活, 双眼鏡, 天文関係 | コメントする

春霞の一日

今日は霞がかった一日でした。

周囲の山々が遠く霞んで見えます。

今日から4月、街ではフレッシュマンが闊歩しだす頃ですね。

スタパ周辺でも昼間はコートや上着がいらないほどの暖かさで、急速に「春」がペンキを塗り替えに来ているようです。

コブシのつぼみがニューッと顔を出して、あと数日で満開にになることでしょう。

こう暖かくなると、いろいろやりたいことやがたくさん出てくるのですが、例年のことながら、この時期は生業以外の仕事が多くて落ち着かない時期でもあります。

カテゴリー: 八ヶ岳の生活 | コメントする

「双眼鏡で星空観察会」をプロモート その5

好天が続きますが、昨日とは一転で春霞の掛かった一日でした。

今日は今月2回目の満月で、今年2回目のブルームーン(珍しいはずのブルームーンの大安売り)でしたが、何と写真を撮ろうと準備している数分の間のあっと言う間に曇ってしまいました・・・・orz

さて気を取り直して今日も「双眼鏡で星空観察会」をプロモートシリーズです。

3.双眼鏡で星を見る文化の振興を阻害する様々な思い違いを把握する(続き)

3-5.「双眼鏡さえあればいろいろ見える」という思い違い

双眼鏡は初心者向けという通説にまんまと乗せられて双眼鏡を買ったとします。

そしてバードウォッチングなども兼ねて、ピント合わせなどの調整も何とか出来るようになったとします。

さらにもの凄く条件の良い(天の川が肉眼で見えるような)状態に出会えたなら、きっと「星ってこんなにたくさんあったんだぁ~」と感動できると思います。

注意深く見るとあちこちに星の塊やモヤッとした雲のような天体(星雲や密集度の高い星団)を見つけることが出来るでしょう。

でも都会の空や郊外でも月明かりのある夜は「肉眼よりも結構たくさんくらい星がみえるなぁ」という感じの見え方になります。

ガイドブックなどに出てくる天体を双眼鏡で見て「おおっ!」といえるレベルの天体は条件の良いところでもかなり数が限られます。(既存のガイドブックに紹介されている天体は望遠鏡で見て楽しいものがほとんどだからです。)

都会ではわりとすぐに見る対象がなくなって飽きてしまうことが多いでしょう。

手持ちで星を見ていると、身体や頭を何かにもたれさせてよほど安定させないと視野内で星がグルグルぶれて目も疲れてしまいます。

手持ちで双眼鏡を掲げ持っていると、予想外にすぐに腕や首が疲れてきます。

はじめの意気込みとは裏腹に見て楽しい対象が少なくて、すぐに疲れてしまい、それほど長時間楽しめないことに気付きます。

 

以上様々な「思い違い」で「双眼鏡で星を見るという文化」の普及や理解が進まないという考察を述べました。

カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係 | コメントする

「双眼鏡で星空観察会」をプロモート その4

今日も好天が続きますが、ここ数日より少し寒くて久々に八ヶ岳ブルーが帰ってきた感じです。

満月直前で月はとても明るいのですが、意外に暗い星までが見えるクリアな空でした。

さて今日も「双眼鏡で星空観察会」をプロモートシリーズです。

3.双眼鏡で星を見る文化の振興を阻害する様々な思い違いを把握する(続き)

3-4.「双眼鏡は簡単=初心者向け」という思い違い

3-1とテーマが被りますがこちらは望遠鏡と比較してと言う観点から話を進めます。

望遠鏡と双眼鏡、どちらが簡単かと言えばやはり双眼鏡のほうが簡単に使えます。

確かに望遠鏡には様々な形式の光学系や架台のタイプがあり、倍率を変えるための接眼レンズの使い方や天体写真を撮るためのノウハウなど、様々な使いこなしをマスターしようと思えば相当な修行が必要です。

でもとりあえず入門用の望遠鏡で月や土星の輪を見るだけなら、いくつかのコツはありますが、それほど難しいものではありません。

もの凄く見える範囲(視界)が狭いことと、ピント合わせをしっかりすることを会得すれば初心者向けの望遠鏡で星を見ることは、双眼鏡を使いこなすのとそれほど大きな違いはないと思います。

そして望遠鏡の場合、詳しい人が近くに1人でもいれば、その人に望遠鏡の操作をお願いして、その他大勢の初心者は導入された天体を覗くだけという観察のしかたが可能です。
つまり全く知識や練習なしでも望遠鏡で星を見ることはできてしまうのです。

ところが双眼鏡の場合、(これまでにも再三述べてきたように)全くパーソナルな機器なので1人ひとりの眼に合わせて調整をしないと性能を発揮することができません。

この調整は人任せにはできないので、何人かで交替に見ようと思うととても効率が悪くなります。

だからといって、全員(初心者)に同じ双眼鏡を持たせて「あれを見てごらん」といっても「え~・・、どこ~?」となり、こちらが意図する方向や天体に向けてもらうのはなかなか難しいです。

双眼鏡を三脚などで固定して見ている方向を参照してもらうこともできるのですが、天頂に近い対象を見てもらおうと思うととても苦労しますし、カメラ三脚程度の剛性だととても不安定で、ちょっとした不注意で動いてしまい、同じ対象を見てもらうのも苦労します。(この辺が双眼鏡で星見をする人口を簡単に増やせない原因でもあります。)


上の写真では天頂を見やすくするため特殊な架台を使用していますがそれでも辛いです。

双眼鏡を使いこなして星を見ることが出来るようになるには、全く人任せには出来ないわけで、ただ見るだけでも調整方法についてある程度練習をしなければいけないのです。

そしてしっかり調整が出来るようになったとしても、よほど星が綺麗に見える条件のもとであれば、ただ夜空に双眼鏡を向けるだけでそこそこ楽しめるかも知れないのですが、肉眼で天の川が見えないくらいの条件のもとでは、闇雲にあちこちを見ても面白い対象が視野に入る確率もかなり低くなります。

ある程度どこにどんな対象があるか、その対象が今どの辺に見えているかといった知識も必要になります。

困ったことに双眼鏡で見ると楽しい対象をたくさん紹介している本やネットサイトが望遠鏡のそれに較べ非常に少ないのです。

使い方を覚えるのも自助努力、見て面白い対象を見つけるのも自助努力、なんてものを気楽に初心者に勧めるという風潮は大きな思い違いではないかと思うのです。
(続く)

カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係 | 2件のコメント